アンダーカバーと地下組織
このブログ、カテゴリーがレビューしかない。
なんかコラムとか書きたいと思うんだけど、結局楽なレビューに逃げてしまう。
コラムなんて読んでもらえるんだろうか、不安。
でも逃げちゃダメだよね。
つーことで、レビューである。
いつもうやむやに終わるし、なんか評価でもつけてみようかな、ふとももを100とした場合みたいな感じでさ。
といいつつそれすらやらずいつものようにレビューする。
日本人はマンネリズムが好きなのだ。
気軽にスパイ気分を味わえるお得な名作である。古いが色あせない面白さである。
なんとこれ1984年に出てる。冷戦の時代終わり頃だろうからこのテーマなのかもしれない。
ゲームの説明をざっくりすると、自分だとばれないようにするすごろくだ。
こんなかんじでこの町の建物をサイコロの目だけぐるぐるとモノポリーのように進む。
サイコロの目はどの色に分配してもいい。5なら赤1青1緑3みたいな感じだ。
だれかが金庫のある建物に入ったら今いる場所の得点が入る。42点とった人が勝つ。シンプルなゲームだ。
金庫の部屋に入ったヤツが金庫を別の場所に動かすことができる。
スパイのくせにぐるぐると金庫を探している姿はアホみたいだ。
このゲームのドイツ語タイトルであるハイムリッヒ商会は6点である。微妙な位置だ。
妙な立体感、3D先駆けだ。
自分の姿を隠すことがこんなに面白いとは。
このドキドキ感は好きな人の後をこっそりつけた時に似てる(小学校の時だよ)
ちがうな、プレゼント交換で、しめしめ、好きな子の所に僕のプレゼントが、かな(小学生だよ)
終盤になると大胆な行動も必要である。
7人まで遊べる、是非7人でやるべきだ、みな男前ばかり。実際の俳優なのかな?そこらへんはわからない。
29点をこえると予想タイムが始まる。おのおの紙に誰が何色なのかを書く。
終わったときに当たった分だけ点数が入る。なので逆転も可能である。
その後、わいわい、あのときの動きがどうだの、あのときばれたかととか、あーだこーだ盛り上がるのもいい。
終わった後も楽しめる、いいゲームだ。
ところでこのゲーム、かなり大きい割に中身スカスカである。
見よこのすっぽり感を、トバゴに続きこれも気持いい。すべてのあるべき場所がはっきりしている。
おかげで、大きなくぼみに入れる物は何もない。
なんでこんなに大きな箱じゃないといけないのだろうか?
気になったのでプラスチックを取ってみた。
お、お前ら最初からグルだったのか!?
(後ろに忍び寄る黒い影)
- 作者: バリー・デイヴィス,伊藤綺
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2007/09/11
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(あっさー)