発売記念 Ranka [ランカ]って一体どんなゲームなの? 基本ルール編
イージー碁 Ranka [ランカ]
全国専門店などで好評発売!
みなさん、こんにちは。ランカ博士です。
本日より、イージー碁 Ranka [ランカ]が発売になります。
みなさんには少しでもその面白さを知ってもらおうと思い、記事を書くに至りました。
お時間ございましたら、せひご覧ください。
基本ルール編
しまった、未知の惑星に不時着してしまった…。
通信機は壊れてるし困ったな…。まぁ、救助がそのうち来てくれるだろう。それよりはてさて一体、ここはどこなんだ…(トボトボ)
わっ!おどろいた!誰ですか、あなた!?
ぼくは宇宙飛行士のTANSANおにいさん、さっき不時着してしまって、それよりこの星の人?
はい、そうです。あ、ちなみにこの星、空気はあるのでヘルメット外して大丈夫ですよ。
あ、ホントだ。す~は~。空気がうまい!
ところで、キミは?
この星、ランカに住む生物です。残念ながら名前は教えてあげることはできません。
まぁ、なら便宜上、君のことを青くんと呼ぶことにするよ。よろしく、青くん。
よろしくお願いします。あ、でも、早めにこの星から出たほうがいいですよ。
なんで?
じつはこの星ランカは戦争の真っ只中なんです。
そうなの?そうは見えなかったけど。
じつはそれについて話すと長くなるのですが、聞きたいですか?
(まぁ、救助を待つまですることもないし)そうだね、教えてよ、ランカについて。
まず、われわれ青の種族が戦ってる敵についてですね。
これをみてください。
この黄色い奴らが、われわれの土地に侵略してきたんです!あー腹が立つ!
うーん、似たような見た目なんだから仲良くやればいいのに。
そうは行きません!奴ら黄色は我々と価値観が全く真逆なんです!例えば、我々の朝食はご飯なんですが、やつらはパンなんですよ!ほかにも、我々は猫を愛するのに、奴らは犬を愛してるんです!そんな奴らと仲良くできるわけがないでしょう!
(できると思うけど……)
そのくせ、やつら黄色は「共生の道を探そう」とか言ってくるんですよ、向こうから侵略してきてるくせに!
なるほど、三角にも共同参画は難しいのか……
ということで、戦争は避けられません。この惑星ランカではまさしく青色と黄色の闘いが始まっているのです。
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そう!つまりランカは青 VS 黄 の2人用のゲームなのです!
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あれ、いまなんかあったような。
そこで、戦争なのですが、我々青色生物は52体しかこの星に存在していません。
意外と少ないね。
が、しかし、実はそれは黄色も同じ、黄色も52体しかいないのです。
なので、やみくもに戦争をするとお互いが滅びてしまう恐れがあります。そこで我々は戦争にルールを設けました。
ほう。
まず、戦争ですが、被害を最小限に抑えるため、ある特定の地域に限る事にしました。そこでしか戦争をしないようにしようと。
それをボードと呼ぶことにしました。
このボード上の三角のマスにちょうど収まることができます。
几帳面だね。でもそんなことで戦争になるの?武器は?
実は我々は平和が長く続いたために、武器というものを発明してこなかったのです。
え、それはヤバイね、ぼくの銃を貸そうか?
いえいえ、心配には及びません。まず、黄色も武器を持っていません。そして我々には特殊な構造があるのです。それを使えば武器を使わずとも相手の息の根をとめることができるのです。
どんなだい?
では私のこの三角の辺の部分を見てもらっていいですか?
なんか、穴があって、空気みたいなのが出てるけど……
これが僕らの呼吸器です。
えっ、そんなとこに?つまり鼻ってこと?
人間でいうとそうですね、これが、じつは反対の辺にもあります。
わ、ホントだちょっと気持ち悪い!
じつは我々のような三角生物は、すべての辺に呼吸器があるのが特徴なのです。
ということなので、あとひとつ、股の部分にも呼吸器があります。見ますか?
いや、なんかさらに気持ち悪そうだから遠慮しとくよ。
で、この3つの呼吸器をですね、敵に囲まれると息ができなくなっちゃうんですよ。
そうなると、呼吸できず辛くて、ついつい相手に捕まるほうを選んでしまうのです。
するとボードの横に捕虜として捕まることになります。
捕虜だね、それも仕方ないよ。呼吸困難の辛さは宇宙飛行士だからよく分かる。
そして戦争を長引かせないために先に5体以上を捕虜にした場合、その時点で戦争を終わりにすることに決めたのです。もちろん、捕虜が5体以上取られたほうが負けになります。
なるほど、先に5体、呼吸困難にして捕まえれば、戦争に勝利するんだね。
そうです、でも、呼吸器が辺にあるのは黄色も同じですので、条件は同じといえますね。
なので、こっちだってね!黄色を囲んで呼吸困難にしてやりますよ!苦しい思いさせてやりますよ!
まぁ、おちついて……
あとお互い条件を揃えるために平等に一回交代で、ボードのマスに配置していくことになっていますから、そうそういきなり囲まれたりはしないです。
(へんなところでちゃんとしてるなぁ)
まぁ、こんな感じに戦争は進んでいきますね。
あれ?真ん中のやつ囲まれちゃってない?息できてる?
あっ、問題なく。実は僕らもう一つ特徴があるんですよ。
わたしたちは、辺で隣同士だとお互いの呼吸器を共有できるんです!
わ!また気持ち悪い!
この場合は呼吸器は4箇所になるんですね。
だから、ぼくたちはつながればつながるほど呼吸器の数が増えるので、息を止められにくくなるんですね。これが戦争では重要です。
その状態で呼吸する気分ってどんなのなんだろう……。
が、しかしそうそううまくつながれないことも多いですね!あいつらが邪魔してきたりするから!
まぁ、そうだよね。
あ、あと気をつけなければいけないのがボードの端ですね。
これでもう青は捕虜です。
え!なんで?まだ後ろに息できるところ残ってるじゃん。
じつはボードの端は壁みたいなものだと思ってください。
こういうことですね、壁も私達の呼吸を止めてきます。
壁際は気をつけるのと同時に、自分たちも有効に使うようにしましょう。
なるほど、そういう感じで息を止めあうように闘うんだね。
そうです、このランカにおいての戦争のルールはわかりましたか?
だいぶ分かってきたよ。後は実際の戦争を見てみたいね。
チョット!遊びじゃないんですよ!戦争ですよ!
あ、ごめんごめん。
あ、ちょっと見てください!あそこに落ちてるあれ!
なにこの丸いの?
これは!「ミール」と「ウォール」といって三角生物の大好物なんですよ。ミールはこりゃウマそうでヨダレがでるなぁ!
そのとき、青くんは戦争の影がすぐ後ろまで迫ってきていることにまだ気がついていないのであった……。
→Ranka [ランカ]って一体どんなゲームなの? 応用ルール編 に続く…(次回公開)
どうでしたか?わかりやすいような、わかりにくいような…という感じでしたね。
もしルールに興味がある方はここにルールブックを置いておくので、見てみてくださいね。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/7049061/ranka_jpn.png