みなさん、こんにちは。
昨日はこどもの日ということで、子供銀行の謎について迫りたいと思います。
子供銀行の紙幣というのは日常でよく目にすると思います。
みなさんも知っているでしょう。
ですが、子供銀行については何もしらないと思います。
日本銀行が発行する日本銀行券と同じように、おそらく子供銀行が発行する子供銀行券だと思うのですが、どこに本店があるのか僕は知りません。
もしかするとキッザニアかなんかに本店があるのかもしれませんが、大人の僕には確かめようがありません。
そしてどこで使えるのかもわかりません。大人になると忘れてしまうのかもしれませんね。
ただ、両替できるところは知っています。おもちゃコーナーです。
しかし、困ったことに空港の両替所よろしく、店によって交換レートが違うようです。
もしあなたが子供に子供銀行券をあげる場合、少しでも子供にはいいレートで交換してあげたいですよね?少しでも多く子供銀行券をあげたいですよね。
そこで、いったいどこで両替するのがお得なのかという、そういうコーナーです。
子供がいる人必見です。
こども銀行券の通貨レート調査
さっそく調査です。
子供銀行券はいろいろなところに売っていると思いますが、身近で手軽に両替出来るところは百円均一ショップです。
全国的にも同じ価格で比べやすいかと思いますので、今回は百均における子供銀行券の円レートを調べることにします。
日本の百均シェアを調べると→http://retail-study.cocolog-nifty.com/saishin/2013/01/post-f35f.html
1位 大創産業
2位 セリア
3位 キャンドゥ
4位 ワッツ
とのことらしいので、ダイソー、セリア、キャンドゥ、シルク(ワッツ)そして近所の無名の百均の計5店舗を調査してみます。
ちなみに現在(2014/05/06現在)の税込み108円で交換してきます。
1日本銀行円(以下 円)あたりの子供銀行円(以下 子銀円)
円レートを割り出していきたいと思います。
小数点は0.001まで有効とします。
ダイソー
ダイソーは種類が一見豊富なのですが、気をつけなければならないのは、こども銀行以外にも銀行券を取り揃えているということです。たとえば玩具銀行券なんていうのもあります。
おさつセット
ダイソーからのエントリーは2つあります。まずはこれ。
非常にオーソドックスなタイプです。各種お札があります。
すでに内容物がかいてあるので、いくら入ってるかわかりますが、一応並べてみます。
全部で12万6000子銀円入っていました。
通貨レートは
1円=1166.667子銀円 (レート 1166.667)
1円で1000円強の子銀円もらえるんですね。
続いてこちら
お金持ちになろう
と、思ったらやってしまいました。
これ玩具銀行円でした…。
子供銀行と玩具銀行の関係性はわかりません。
おそらく推測するに日本銀行円、子供銀行円、玩具銀行円は
それぞれ、ドル、オーストラリアドル、香港ドルみたいにお互いに似てるけど関係ない感じなのではないでしょうか。
せっかく交換したので、調査してみます。
36万3300玩具銀行円ありました。さっきよりだいぶ多いですね。
玩具銀行券は価値が低いのかもしれません。
1円=3363.889玩具銀行円 (レート 3363.889)
ちなみにですこの玩具銀行券、今回調べた中で最も紙質とかの面で日本銀行券に近かったです。
(Photoshopで画像加工しようと思ったらそもそも開けませんでした。そういう機能あるんですね)
裏面もちゃんとあります。
よく見ると鉛筆かなにかで手書き。
と思ったら…
なんか2000円札だけやけにリアル…
裏面もやけにリアル(透かしまである)
大丈夫なんすかね、玩具銀行…
しかも玩具銀行は小銭もくれます。
これもまたやけにリアル!
セリア
シェアを伸ばしているらしいセリアはその勢いから3つエントリーです。
まずはこちら
おさつセット
どこかで見ましたね。
全部で12万6000子銀円入っていました。
通貨レートは
1円=1166.667子銀円 (レート 1166.667)
パッケージに枚数は記載されていませんでしたが、どうやらダイソーと同じもののようです。
ちなみに紙幣はこちら。新札をコピーしてるんでしょうか…
裏面は何もありません。厚紙です。
続いて見るからに少なそうなこちら。
こどもぎんこうコインセット
コインセット。
1980円…イチキュッパ…
1円=18.333子銀円 (レート 18.333)
硬貨と交換する場合、一気に減ってしまいました。
コロンビア・ペソが今(2014/05/06)だいたい 1円=18.914ペソなので近いですね。
どうやら子供銀行は硬貨に交換するための手数料がバカ高いようです。なぜでしょうか。
そして最後にこちら
こどもぎんこう
さっきのはコインセットでしたが、これはストレートにこどもぎんこう。
お札とコインが入ってる感じのパッケージです。
なんか定期とか免許とかも入ってます。
8万1300円。先ほどの理論でいくと、硬貨が入ってるので、子銀円が減ってしまっていると思われます。
1円=752.77子銀円 (レート752.778)
どうやら1円で752子銀円です。
この通貨レートですが、子供の時の100円は大人の今で考えてみると7万円くらいの価値はあったかもしれないなぁ…と。
一緒に入っていた
この辺のカードは無視します。
特にクレジットカードはどういうふうに扱えばいいんでしょうか…。
裏にはなにもありませんでした。
コインは厚めでリアル。いい感じ。
キャンドゥ
続いてはキャンドゥです。
お金あそびセット
なんかほんのキモチ程度に500子銀円1枚ついてくる!
全部で14万4500円でした。
みためショボそうでしたが、意外にもレートは今のところ一番いいです。硬貨が入ってるのにもかかわらず。
1円=1337.963子銀円 (レート1337.963)
いいですね、キャンドゥオススメです。
お札を外すと子供銀行の仕組みが!!
どうやらコレを見る限り、子供銀行は中央銀行と普通銀行を合わせたような仕組みを持っているようですね。もしくは子供銀行の存在する地域には独占発券権をもった銀行が無いのかもしれません。アイスランドのように中央銀行の仕組みがないのかも。
でました、またクレジットカード。
なんと
裏に情報が!コドモカード加盟店で使用できるようです。
キャンドゥは良いレートと共に子供銀行の謎に迫るための情報が出てきました。
コインは500円1枚だけですが、わりといい質感。
右がキャンドゥ、左がセリア
謎の二種類(と危ういデザイン、ほぼそのまま)
そして1枚だけある裏…(ほぼデザインそのまま)
すごいですね(小並感)
シルク
業界シェア4位のワッツからはシルクです。
他にはmeets.なんかも経営していますね。
ワッツといえばダイソーが来たらすぐに逃げる。退店コストを最小化するという奇策経営戦略で有名ですね。
キャッシュクラブ
見た感じだいぶしょぼくなりました。
全部で11万1231円。なにこの端数!
なんで紙幣2サイズあるんだという感じ。だいぶ適当になってきました、子供銀行券。
1円=1029.917子銀円 (レート1029.917)
うーん、微妙な感じですが硬貨多めでこのレートはなかなか頑張ってるのかも。
が、なんですかこの硬貨は!
色が安っぽい!
というか、1子銀円!もっと高額硬貨入れてよ!(500子銀円入ってなかった)
裏面はもちろんありません。
というか
紙幣に直接シール貼るのやめて〜。
無名100円ショップ
つづいては近所の小規模な100円ショップです。
タイトルからしておかねもち
が、しかし、この100円ショップで見かけたコイツはかなりヤバイ!
おかねもち
うひょー。
お金ゴムどめってどうなの!パッケージ貧相すぎるよ。
そしてそんなのを吹き飛ばすような10万円札の存在感!!
115万2265円(どどーん!)
これはヤバイ。
1円=10669.12子銀円 (レート10669.12)
他のレートとは一桁違います。恐ろしい。
全部こいつのしわざです。
こういうのが急に現れるのが子供銀行の怖いところですね。
もしこの10万円札が使えなかったとしても15万2265円なので、それはそれで最高レートなのです。
あいかわらずチャチな硬貨(穴あきすぎ!)がテキトーに入っています。
しかも、なぜか裏面あったりする…
まぁでも、こういうのはなかなか流通を探すのが難しいというのがありそうです。
こんな無茶なレートのものは正規の100円ショップ(語弊がありますね…)には流れないでしょう。
結果
ということでレート的には
無名100円ショップ>キャンドゥ>ダイソー≧セリア>シルク
となりましたので、最もオススメ子供銀行券の交換所は
キャンドゥですね。
さすがに無名の100円ショップは地下交換所みたいなものでなかなか巡りあうのは難しいと思います。
こうしてみると、最近、質が高くなってきたと思うキャンドゥが子供銀行券の両替においてオススメという結果になりました。
シルクは質、レート共にダメなので気をつけて。
最終的にこんなにお金持ちな感じになりました。
※100円ショップは商品の入れ替わりが激しいので、現在(2014/05/06)のレートです。商品の入れ替え等でレートが変わっている場合があります。お気をつけください。
追伸
同じ500子銀円玉でもこうも違う。
(あっさー)