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ストーンエイジと魅惑のコンポーネント 前編

iPad非常に好調な売れ行きですね。僕もひとつ欲しいです。日本ではどうなるんでしょうか。

コレを皮切りにいろいろな物が電子化するでしょう。新聞も経済新聞が始めていますね。


しかし、アナログなボードゲームが生き残る為にiPadという選択肢もあるのですが、触れるというボ−ドゲームのアイデンティティを失って欲しくないですね。

そのためにしなければ行かないこと、それはコンポーネントの魅力を高める事です。


このゲームはそのお手本になると思います。いわば指標となるはずです。


いわばマクドナルドのピクルスの手本は日本のピクルスだということみたいな感じですかね。



それはコレ、ストーンエイジです。


惜しくも2008年年間ボードゲーム大賞を逃したワケですが、このゲームかなり面白いです。


今日はそのコンポーネント、付属品編と行きましょう。

明日、ボード編をやります。前編後編にわけてみようという企画です。

ルールはアグリコラのような暮らしシュミレーションゲームです。

資材を集めて家にしたり、文明を発展させたりする。そして時には食う。



これがその資材である。左上から、木材、金、石、レンガである。というかもう見たまんまそれだ。



これだけですばらしい。最高だエクセレント、アグリコラはコレを見習いなさい。

家畜は良いんだけどね。(これも色々バリエーションによって違うらしいんだけど)


この資材なら集めてるだけで気持いい。金なんてついつい積んでしまってる。

このコマだけで、レンガを積んで遊んだり、キャンプファイヤーを組んだり、十分に遊べます。


ゲーム中やることはだいたいこんな感じでまとめれる。

食料を得て、食料取りに行って、農業して、食料探して、食料狩って、食料蓄えて、農業して、セックスして、木を切ったり、食料探して、レンガを作ったり、農業して、木を切ったり、食料取って、セックスしたり、木を切りまくって、文明を発展させたり、食料をとって、石を切り出したり、金を探したり、農業して、セックスして、そして家をつくり、また文明を発展させて、食料を得て・・・

を繰り返すのだ。

とにかく、飯の心配ばかりのゲーム。ご飯は常に探さないといけない。もし足りなければ、レンガでも食べるしかないのだ。


まずご飯を確保しなければ、子供を作る事もままならないワケで、安定して供給できる農業をいかに伸ばすかが重要だ。



ご飯はコレ

大きいほうから、クマ、魚、キノコ、木の実となっています。



このサイコロをじゃらじゃら振って数字で割る。

例えば、食料は÷2になる。

上のサイコロの目だと、合計29なので14食料というわけだ。村でお祭りになる収穫量だ。



これがその村である。

この村には5つまで家を建てることができる。


それがポイントになるので慎重に立てたいところだ。



これが狙うべき家である。このたてものは何かひとつの材料を1〜7個つかって建ることができる。

これを金7つで作ると金ひとつ6点なので、42点も入る、このゲームこの点数は凄い。黄金の家の完成だ。


このゲーム置く場所早い物勝ちのワーカープレイスメント方式*1を採用している。

最初の人が有利なので、毎回変わっていく



この偉そうなおっさん、いかにも最初にやるぞ、という感じだ。コレを時計回りに回していく。




これはサイコロの目を増やすチート、道具である。

道具の数字が大きくなっても道具はまったく進化してないのだ。原始人はアホだからね。


後半へ続く・・・








付属してあるサイコロを振るためのコップがかなりくさい。

このにおいを嗅ぐと嫌でも原始時代の暮らしが想像できる。

おうぅぇーーー。



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*1:マーカーをそこへ置くことでアクションを実行するという最近流行のボードゲームのシステム、ケイラス、アグリコラなど最近このシステムのゲームが多い

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