秋の活動報告
みなさん、こんにちは!
秋ですね、京都は紅葉が見頃です。
ゲームマーケット秋には不参加(活動を始めてから初めて)なのでいつもの告知は無いんですが、いろいろとお仕事をさせていただいておりますので、ご報告です。
こっち屋さんの「京都エクスプローラー」のグラフィックデザインを担当致しました!ゆおさんのゲームデザインのイラストはArthur Deussenさんです!京都のいろいろな観光地がカードになっており、その場所の地図もあり、かつそれがサマリーになってます!よろしくお願いします〜。 pic.twitter.com/rGZbReILVy
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年11月7日
京都エクスプローラーの詳しい情報はこちらです〜。https://t.co/VHlet631Tn
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年11月7日
コレだ!と思う自分だけの観光ルートを探し出すゲームです。
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年11月7日
こっちやさんの京都エクスプローラーやりました。京都の観光地の描き下ろしなので、気合入ってます。是非宜しくお願いたします。
18歳以上推奨!オトナのボードゲーム「プライバシー」日本版のリリースを配信しました https://t.co/T16u4xnQv7 pic.twitter.com/WIL19G8Hxg
— DEAR SPIELE~ディアシュピール (@DearSpiele) 2017年10月16日
プライバシー日本版のグラフィックデザインをやっております〜!いろいろと際どくて、こんなの載せていいのか?みたいなのが多いですね。ここにはパッケージデザインと書いてますが、デザインは全部やってます。ぜひよろしくお願いいたします〜。https://t.co/ySawpCmInD
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年10月16日
ちなみに、プライバシー日本版の対象年齢アイコンはハノーバー高校落書き事件簿へのオマージュです。
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年10月16日
ディアシュピールさんのプライバシー日本版もやりました!人を選ぶゲームではありますが、好きな人は好きなんじゃないでしょうか!
グラフィックデザインとイラストを担当しました!倍数を利用したゴーアウト系のゲームです!カード縛りの感じが面白いのでぜひよろしくお願い致します〜 https://t.co/EVzx7IfbP1
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年9月30日
バイバイレミングのゲムマの予約はじまってるみたいですので、ぜひ〜。「ByeByeレミング」予約受付開始のお知らせ | 株式会社ケンビル | ゲームマーケット https://t.co/lECCH9U93y pic.twitter.com/OMXv4UDmON
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年11月14日
ケンビルさんのバイバイレミングもやりました。倍数をつかっていて、ルールも簡単で面白いですよ。
「ババンク」のリメイクを担当しました!ルールはコロヴィーニ氏&フェドゥッティ氏です。今回のリメイクでは席替えを少しだけやりやすくしました!(席替え推奨)イラストはU井です。ニューゲームズオーダーさんから11月中旬~下旬発売予定です、4500円!最終ラウンドが特に面白いのでぜひ〜。 pic.twitter.com/39G7KOeJrb
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年11月7日
今回のババンク日本語版については、中核的な内容物であるチップについて、カジノチップをイメージした木製コマの円柱とし、さらに額面の印字を施しました。昨今のボードゲームではあまり採用されないタイプのコンポーネントですが、ドイツボードゲーム的な満足感と利便性の両立を目指してみました。 pic.twitter.com/VbfUtVxaqv
— New Games Order (@NewGamesOrder) 2017年11月14日
NGOさんのババンクのリメイクもやりました。チップがめちゃくちゃなコンポーネントになって最後のターンが更にアツい!!あそんでください。
もう発売しているゲームの紹介です。
アークライトさんから発売の「タイムボム」のグラフィックデザインを担当しました!ゲームデザインは新ボードゲーム党佐藤さん、イラストは326さん!326さんの世界観を表現するため頑張りました!みんなで遊べるオススメゲームです!みんなでわいわい作りました。ぜひ〜!11月発売予定です〜 pic.twitter.com/f7UeyQ3smj
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年10月3日
スイッチゲームズさんのタイムボム(新版)のグラフィックデザインをやりました。
326さんのイラストがいいですね〜。おもしろいのでぜひ。
ナンバーナイン お手頃価格。そして良いゲーム😉皆さんも愛してやってね💓♥️❤️ pic.twitter.com/XXQ2q9cuFN
— メビウスママ (@mobiusmama) 2017年11月7日
ナンバーナインの日本語版もやりました!おもしろいです。
得点計算用のトラックがパッケージにある、親切な日本限定パッケージです。これはメビウスママのアイデアなので、パッケージ正面にある得点トラックのことをこれからは「ママフレーム」と呼んでみてはどうでしょうか(なかなか呼ぶ機会はないとおもいますが・・・)
そんな感じです!よろしければお願いたします。
あと、いつものWEB SHOPでゲムマの期間限定として缶々のゲーム販売をやってますので、よければぜひ。
もしかすると、ゲムマの日には限定ステッカーも!?
よろしくお願い致します。
(あっさー)
残暑お見舞いと最近の活動報告
みなさん、こんにちは。残暑お見舞い申し上げます。
暑い日が続きますね。ご自愛ください。
さて、最近の活動報告です。
デジャブの日本語版を作りました。パッケージだけロゴと一緒に変更しました。
メビウスさんから発売するデジャブの日本語版のローカライズを担当しました〜!ちょっと怖い絵だったので可愛げがある感じに変更しました〜。近日中には出ると思いますのでよろしくお願いします!おもしろいよ。新しくなってるのはパッケージと説明書だけです〜!カードとタイルはそのままです。 pic.twitter.com/mV4b8A9acd
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年7月31日
グリュックスの日本語版のローカライズをやりました。
日本語版ローカライズを担当してます!ぜひ〜。 https://t.co/XGUaDYZSfM
メビウスさんのやつはもう一つやっておりますが、発表はまだみたいですので、ご期待ください!
また、アークライトさんののびのびホラーもやりました。
グラフィックデザインやってます!夏なのでぜひ〜。 https://t.co/6ZijwSetwe
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年7月13日
SNEさんのマネーの日本語版もやりました。これはまるっとデザインを変更しています。
クニツィア氏の「MONEY/マネー」のリメイクをやらせていただきました。今回のカードサイズはコヨーテのサイズなので、カードのお札感が高くなりました!カード裏もお札っぽいので遊ぶと金持ち風に遊べる!SNS映えする!お札も1からデザイン!この夏、SNEさんから発売!1800円!是非〜 pic.twitter.com/hlHC8A2FP2
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年7月13日
あ、あと
ロゴやら内装やらお手伝いしたB-CAFEさんが一周年!
うれしいですね。
おふざけは程々にして・・・
— ドイツゲーム喫茶B-CAFE/ビーカフェ (@germangamebcafe) 2017年8月13日
今日でB-CAFEがオープンしてちょうど一年となります。
フレンドリーで楽しい時を過ごせるお店を目指すべく一年間頑張って参りました。
一年間大きなトラブルも無く順調にお店を運営出来たのは、B-CAFEを支えてくれる関係者・お客様皆様のおかげです。
あと、今週末のボードゲーム王選手権のチラシの絵も描いてます!
◆ゲームイベント参加予約 受付中
— すごろくや (@sugorokuya) 2017年5月28日
「ボードゲーム王選手権2017」
8/20日曜10時 3,000円 定員150名https://t.co/0WKRSb8rcp
豪華な結婚式場ホールにて、3人1組で『TVチャンピオン』風に予選を通して優勝チームを決めるイベントです。 pic.twitter.com/K2yZQ2s6lO
という感じです。
ほかにも色々やってます。最新情報はツイッターをフォローしてくださいね。
タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) | Twitter
(あっさー)
ゲームマーケット2017春の新作情報
クチクチマシン シャベレース、ゲームマーケットになんとか間に合いそうなので、宜しくお願い致します! pic.twitter.com/e15WsTEGTk
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月12日
クチクチマシン シャベレースのルールあげときますね。ニトロアクティビティゲームです。いわゆるバカゲーです。 pic.twitter.com/DnDXF2rYF4
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月10日
クチクチマシンシャベレースというゲームを作りました。
言葉を喋ってレースするというゲームです。
山手線ゲームをリアルタイムでやりつつ、コーナリングではコースアウトしないように言葉を選びながら、相手のトラップに引っかからず、ニトロワードを言って加速し、いち早くゴールを目指す、みたいなゲームです。
ちょっとした時間にやってわっと盛り上がれるようなゲームです。
好きな人は好きなゲームだと思いますのでよろしくお願いします。
他にもいろいろあるので、よろしくお願いします。
今回の普通のステッカーにはこんなのありますよ。 pic.twitter.com/yzZZ4Jcd74
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月12日
また、他のブースさんのゲームもやっております。
カワサキファクトリーさんのセルフリメイク新版「ルールの達人」のイラスト・グラフィックデザインをやらせていただきました。ルールデザインは川崎晋さんです。ゲームマーケット春に出るようですので、よろしくお願いいたします。細かいネタいろいろありますよ。 pic.twitter.com/1ym8Xoq4hy
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
ワンドローさんの「ニューロストレガシー」のリニューアルデザインをやらせていただきました!ロストレガシーのリブートになります。イラストはU井。ゲームデザインは木皿儀さんとカナイさんです。5月にでますのでよろしくお願いします。https://t.co/1VjWpg2oTN pic.twitter.com/rKZ360lp7d
明日発売のアークライトさんのデカスレイヤーのグラフィックデザインをやってます。カナイセイジさんと林尚志さんのタッグのルールデザイン、岩本ゼロゴさんのキャライラストと原友和さんのモンスターイラストの共演という豪華なゲームです。面白いですよ。よければ是非〜。 pic.twitter.com/SVurIHKrBA
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
あ、あと、ライトニングトークというゲームマーケットの会場でやってるプレゼンのイベントにもでます。
ライトニングトークでます〜!頑張ってなにか皆様の為になりそうなこと喋ります。 https://t.co/7KEY2WTmku
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月1日
ゲームマーケット2017春に来られる皆様はぜひ〜!
ゲームマーケット、タンサンのブースはここです〜〜! pic.twitter.com/T4benvFjSq
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月12日
入り口横の女子トイレ前です。
— タンサンファブリーク@GM春A02 (@TANSANFABRIK) 2017年5月12日
よろしくお願いします。
(あっさー)
2017年、冬〜春のまとめ記事
みなさんこんにちは、最近のまとめをツイッターを貼り付ける感じでまとめたいとおもいます。
まず、イベント告知です。
うちの事務所が入っているthe SITEというところでやります。
僕らの事務所も入居してる京都のtheSITEのオープニングイベントで久しぶりにオープンなゲーム会をします。ぜひお誘いの上どうぞ、定員は30人くらいです。フラット遊びにきてください。他にも色々やってるみたいですヨ。https://t.co/Jlkfr6pIVr pic.twitter.com/XyrpgYSaWQ
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
さっきイベントのチラシもらったので。僕らも入居してる京都のtheSITEのオープニングイベントです。いろいろ出店がでたり、ヨーロッパ企画やホホホ座、プロカメラマンのライティングのワークショップみたいなのがありますよ。フラット遊びに来てくださいね。 pic.twitter.com/jpgoDuU7F1
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
お誘い合わせの上ぜひ遊びに来てください。
人数きたらキャプテンソナーとかやろうと思っています。
春のゲームマーケットにでるカワサキファクトリーさんのルールの達人のアートワークをやっております。好きにやらせてもらいました。これについてはまた記事書きます。
カワサキファクトリーさんのセルフリメイク新版「ルールの達人」のイラスト・グラフィックデザインをやらせていただきました。ルールデザインは川崎晋さんです。ゲームマーケット春に出るようですので、よろしくお願いいたします。細かいネタいろいろありますよ。 pic.twitter.com/1ym8Xoq4hy
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
発売!デカスレイヤー。夢の共演です。
明日発売のアークライトさんのデカスレイヤーのグラフィックデザインをやってます。カナイセイジさんと林尚志さんのタッグのルールデザイン、岩本ゼロゴさんのキャライラストと原友和さんのモンスターイラストの共演という豪華なゲームです。面白いですよ。よければ是非〜。 pic.twitter.com/SVurIHKrBA
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月24日
ちょっとした小ネタ
デカスレイヤーのカード裏の四角い模様は初期手札と手札上限を表しているので、忘れたら裏面見て見てください。初期手札はギルドマスター + 4枚なので気をつけてくださいね。 pic.twitter.com/pf4yRtI774
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月27日
これについても記事かきたいところ。
4月中旬に新しい人間ゲームを発売します。おまたせしていた皆様、申し訳ありませんでした。ツイートでは3月って書いてますが、4月の間違いです。
【緊急告知】ゲームマーケット神戸にて現在在庫切れの人間ゲーム コンプレックス人狼の先行販売を行います!3月に全国で販売予定です!
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年3月10日
新しくなったのはパッケージだけですが、カードの質などが上がってます!1600円!よろしくお願いします!出っ張りは取ったり収納したりできます。 pic.twitter.com/WdGuhpz3iQ
グループSNEさんのロイヤルターフのリメイクをやりました。賛否両論あり、話題になりました。
SNEさんのロイヤルターフが話題みたいですね。箱絵と箱裏の一部を上げておきます。 pic.twitter.com/oyfaOTqFgg
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年1月27日
ケンビルさんのゾン噛まが新しくなりました。こちらも引き続きやらせていただきました。さらに拡張もあるので、より大人数で楽しめますよ。
ケンビルさんの「ゾン噛ま Party!!」のグラフィックデザインとイラストを引き続きやらせていただいております!キャンプファイアやってるみたいなのでぜひ〜〜! 前よりプレイ人数増えたみたいですよ!https://t.co/gKaOp0hMhQ
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2017年2月8日
クルー8という勉強系のゲームのグラフィックもやりましたよ。
もうすでに発売してるのですが、受験研究社さんから発売している数独ライクなパズルゲーム「Clue8」のグラフィックデザインを担当してます。ゲームデザインはワオ・コーポレーションさんです。よろしくお願いします〜。 pic.twitter.com/FknlFSOF60
— タンサンファブリーク (@TANSANFABRIK) 2016年12月30日
ということで、最近はツイッターばっかり(そんなに投稿が多い訳でもない)なんですが、春からはブログもちゃんと動かして行かないとという感じで頑張りたいと思います。
あ、そうそう、去年事務所移転しました。
よろしくお願いします。
(あっさー)
ペアーズ バリエーションルール:ディッシュ・マンション / The Dish Mansion
テンデイズゲームズさんの「ペアーズ」ルールコンテスト6月に応募したバリエーションルールですが多分入選してないので、せっかくだから、年末遊べるように公開します。遊んでみてください。
ルールコンテストについてはこちら→
「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作発表(3) – テンデイズゲームズブログ
バリエーションルール:ディッシュ・マンション / The Dish Mansion
プレイヤー数 3−4
必要なもの:ペアーズデッキ1組
獲得したカード枚数と同じ数字のカードを手札から捨てることができます。
手札をいち早くなくしたプレイヤーが勝利します。
ただし、カードを獲得するときにペアになってしまうと相手に得をさせてしまうので気をつけなければいけません。
◯ゲームの準備
カードをよくシャッフルし、プレイヤーが3人なら6枚、4人なら5枚のカードをそれぞれ受け取ります。
残りは裏向きに重ねて山札とします。
それぞれに配られたカードの内容を確認し、その中からカードを1枚選んで自分の手札にします。
残ったカードは左隣のプレイヤーに渡します。
右隣のプレイヤーからまわってきたカードから、また1枚選び自分の手札にします。
これを繰り返し、配られたカードがすべていずれかのプレイヤーの手札になったらゲームを始めます。
◯ゲームの進め方
手札からカードを1枚選び、全員同時に出します。最も小さいカードを出したプレイヤーがスタートプレイヤーになります。このカードは捨て札にします。もし、最も小さいカードが複数あった場合はそれぞれが山札からカードを1枚めくり、最も小さい数字を出したプレイヤーがスタートプレイヤーになります。このカードも捨て札にします。スタートプレイヤーが決定するまでこれを繰り返します。
スタートプレイヤーから時計回りに手番をこなします。
手番には2つの行動のうち、どちらかを行います。
1 山札をめくる
山札からカードを1枚めくり、みんなに見えるように表向きにします。
カードを1枚めくるごとに、
A もう1枚カードをめくる
B カードをめくるのをやめ、それまでにめくったカードを獲得する
のどちらかを選ぶことができます。
獲得したカードは自分の前に、(手札とはまざらないように)置いておきます。
1枚ずつ何枚でも、連続してカードをめくり続けることができますが、
この手番中にめくったカードと同じ数字のカードを再度めくってしまうとアウト!
この手番中にめくったカードは全て捨て札にして、次のプレイヤーに手番が移ります。
このとき、ほかのプレイヤーはかぶった数字と同じ数字のカードを持っていれば、手札から捨てることができます(何枚でも)。
ゲームの途中で山札が尽きた場合は、捨て札を集めてシャッフルし、新たに山札を作って続けます。
2 手札を捨てる
これまでに獲得したカードを全て捨てることで、その「枚数」と同じ「数字」のカードを手札から捨てることができます(何枚でも)。
例:獲得したカードを「7枚」捨てると、手札の「7」のカードを好きな枚数捨てることができます。
1回の手番に手札から捨てることが出来るのは1種類のカードのみです。
手札を捨てると自分の手番は終了です。次のプレイヤーに手番が移ります。
★特殊な効果 「十」
獲得したカードが10枚以上になったら、その瞬間に獲得カードは自動的に全て捨て札になり、
任意の数字カードを手札から捨てることができます(1種類のみ、何枚でも)。
◯ゲーム終了
最初に手札をすべてなくしたプレイヤーの勝利です。
カードの情報の載せ方の考え方について
みなさん、こんにちは。タンサンです。
この記事はBoard Game Design Advent Calendar 2016の16日目の記事として書かれました。みんなでボードゲーム作りのあれこれを書く企画です。今年で3回目ですね。
そして、諸事情によって16日目の公開が随分と遅くなってしましました。
楽しみにしていた方、大変申し訳ございません。
普段はボードゲームの見た目を作る仕事が多いので、それについての記事を書きます。普段の仕事はコチラをご覧ください→www.tansan.co
この記事は主にボードゲームにおけるアートディレクションについて書いています。
そのへんに興味がある方は今年のアドベントカレンダーの1日目オインクゲームズのコンポーネントデザインや12日目のこだわりが見えるゲーム・コンポーネントもあわせて読んで見るのが良いでしょう。
アートディレクションとは?
まず、ボードゲームの見た目を表すときに使う言葉をいくつか上げてみます。
・アートワーク
・イラスト
・DTP(Desktop publishing)
使う人によって差はありますが、概ねこういう感じではないでしょうか。
・コンポーネント →紙質や加工法、形をあわせたボードゲームの見た目すべて
・アートワーク →イラストとデザインをあわせた見た目すべて
・イラスト →絵
・グラフィックデザイン →絵以外の見た目すべて
・DTP(Desktop publishing)→文字を組み、印刷可能な状態を作ること
アートディレクションとは主にこれらをどうするか決めるということです。
このあたりは、去年の記事に書きましたので、ご確認ください。
ボードゲームのアートディレクションについての実例 - TANSANFABLOG
また、アートディレクションはルールをどのような体験として再現するか、ということに綿密に関わってきます。
たとえば、同じ設定を持つ2枚のカードがあります。
右と左は同じ数値なのですが、右のカードの方が数値の意図がぱっと見てわかるかと思います。
例えば、こんな感じです。このカードは赤の2で、何かしら望ましくないものが3つあり、勝利点が4で、カードに関するなにかが5である。
これがグラフィックデザインによってプレイアビリティを高めるアートディレクションです。
アートディレクションとはゲームのルール体験をよりよいものにするためにあります。
今日はそういったアートディレクションの考え方についてお伝えできればと思います。
カードの情報の載せ方の考え方
カードに乗る情報は、配置と強弱によってゲームの進行の助けを行うべきです。
まず配置について考えていきましょう。
カードゲームを見たときに、視点移動はこのようになります。
ゲームで数値を使用する順にそって、この視線移動に配置していくのが体感としてのプレイアビリティを高めます。
上記のようにゲームに使用する順に赤、黄色、青に配置していくのが良いです。
ただし、一番下の赤囲みの部分は慣習として能力の文章が入る場合が多く、多くの人がそのように学習しているので、視点移動には含まれないので注意が必要です。
ただ、この場合も、以下の赤囲みに関連する情報を赤の部分に用意することによって、赤囲みへの誘導をすべきです。
例えば最初に見せたカードですとこのように設計されていると思います。
順番のルールに従うことで、カードを見ただけでもなんとなく理解できるようになり、ルールの理解が早くなるはずです。
ただ、下の5枚あるなにかの効果がわかりにくいのでこのようにしても良いかもしれません。上記のマークとカードの効果が紐づく事で理解を促します。
さらに情報の強弱について、髑髏の3を見てみましょう。
一件同じに見えるカードですが、髑髏が数字表示と個数表示に分かれています。
数字表示の場合、髑髏は常にあるもののように印象を受けます。逆に個数表示のものは占有面積からかなりマイナス点の多いカードであるような印象をうけると思います。
これは0の表示方法のちがいを意識してもらえると理解出来ると思います。
左の場合、0の方がレアパターンであるような印象をうけるでしょう。逆に右の場合は0のレア感はありません。
些細なことですが、多くの方は、同じ情報のカードでも右と左ではリスクにたいする感覚が違ってくるはずです。
このように情報の載せ方次第で、ゲームのプレイ感に少なからず影響を与えてしまいます。
また、先程の髑髏に数字を使ったパターンの配置を変更してみましょう。
先程の2の先に髑髏の3を持ってきました。
体感としては、それまでは、2をだすと3のペナルティが起きるという意識だったのが
3のペナルティによって2が出せる、という印象になった方が多いと思います。
この場合ゲームの体感の変化としては、どのくらいペナルティを喰らわないかだったプレイ感が、どのくらいまでペナルティをくらうかというプレイ感になるでしょう。
このあたりは個人の感覚の違いもありますが、概ね同意していただけるのではないでしょうか。
また、上記の場合左右の2は情報性が変わったので、なくしてしまう方が良いかもしれません。
これにより、一層ペナルティ感が増したのではないでしょうか?
このようにカードの情報をデザインすることで、ゲームのプレイ感を演出するのがアートディレクションであり、ゲームの見た目を作るときに重要です。
(あっさー)