TANSANFABLOG

TANSANのブログです。

ボードゲームをコミュニケーションツールにするための3つの大前提

ボードゲームはコミュニケーションツールだ」

というのは、ボードゲームをする人たちの体の良いいい訳だ。


「いやぁ、コレはコミュニケーションツールだよ」



「コミュニケーションのためにしてるんだ」



コミュニケーションツールだって?




んなもん、一緒にポケモンしてようが、テニスしてようが、なんだってコミュニケーションとればコミュニケーションツールになるだろ。


消しゴム一個でも立派なコミュニケーションツールになる、なにをしようとコミュニケーションツールだ。


そんな事言うのはやめて、素直にこう言おう。



「面白いからしてるんだ」


いいじゃんそれで。


ま、確かにコミュニケーションの難易度から言えばボードゲームはイージーに分類される気がする。


消しゴムで、さぁコミュニケーションしろ!って言われても、んな殺生な、と思うだろう。




ということで、コミュニケーションツールには変わりないので、どうすればコミュニケーションツールになるのかを考えよう。


コミュニケーションツールと言い張るために3つの大前提がある。



ゲームに没頭するな、あくまで手遊びだ


これがまず重要だ。


黙々とゲームだけをやっているのはとても息がつまる。

そこのお前!ブツブツ言いながら自分の勝つ事だけを考えるな!

そういうのはラミーキューブ大会とかで発揮しろ。



もちろん勝利を狙うのは絶対条件だ、コレが無ければ話にならない。


だが重要なのは、ボードゲームを肴にしていかに面白い話が出来るか、いかにボードゲームを生かすか、なのだ。

ボードゲームをするために無駄知識を蓄える、面白い経験を得る、心理学を学ぶ、悪態をつく、その他もろもろ。


あくまで会話についてくるオマケ、それがボードゲームだ。

オマケといっても、グリコやディアゴスティーニのことではない。



ギャング系の映画を見てポーカーであそこまで話が弾ませろ。



自分のゲームに勝つための考えを話すことはかまわない、むしろもっとやれ。
ただ、それを一人称で終わらせてはいけないということだ。他を巻き込んで話せ。



もし一人称で終わらせようとしているヤツがいればそっと悪態をついてあげよう。

「ふふ、その考えつぶしてやるよ」


ボードゲーム、雑談、ボードゲーム、雑談、雑談、ボード雑談ゲーム、のリズム

ぶっ続けでボードゲームばっかりするんなら相手がボードゲームをするだけの機械でも構わない。

NPC1じゃないんだから、キチンと会話をすることが重要だ。


どこどこのなになにで、なにがどうこう…

相手の事を知れば知るほど、相手の行動に意味が出てくる。

こういう性格だから、こう来るだろうな。

この人はこういうことしてる人だから、ここではこう動くだろうな。

これをこうするのは、この人がこう考えてるからだろうな。



そういうのを予測できるようになれば、相手の行動が生きてくる。



そこまで行き着くためにはとにかく会話して相手の事を知らなければならない。



そして、最終形はボードゲームながらトークだ。

親しくならないと、失礼に当たりかねないから、少しづつ様子をみよう。

様子をみつつ、トライしよう。


「俺の番か、う〜ん…そう言えば最近見た映画なんだけど」



知った仲でこその本気ボードゲーム


それでも本気でボードゲームしたいなら、知った仲になるのが一番だ。


知った仲なら、行動の1手1手に意味が出てくる。

コイツは慎重だからな、とか、コイツはひっかきまわすのが好きだからな、とか。


することひとつひとつが普段の発言と結びつくことが大事だ。


無言の会話を楽しめるレベルまでなって初めて本気のゲームが出来る。


初対面の相手といきなりガチンコファイトしたところで、勝利の優越感と敗北の劣等感しか場に残らない。

負けても楽しめる。そもそも遊んでるプロセス自体が面白い、それがボードゲームをするときに目指すべきものではないだろうか。

だからまずは、ボードゲームをする前に好きなゲームや嫌いなゲームについて話してみてはどうだろう。


そして終わった後はあーだった、こーだったと感想を言い合う。


なるほど、相手はこの時こんな事を思っていたのか。


きっと相手の考え方の鱗片が見えるかもしれない。



ボードゲームはそれからだ。




彼を知りて己を知れば、百戦して殆うからず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。

 孫子 謀攻篇より









というのを、この文を読んで考えた。

http://boardgameland.blog31.fc2.com/blog-entry-518.html





(あっさー)

©TANSANFABRIK