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TANSANFABLOG

TANSANのブログです。

ボードゲームのライバルはテレビゲームなのか。

ボードゲームを普及させる上で、ライバルはテレビゲームであるかのように言われることがある。

テレビゲームに飽きた、嫌気がさした人がボードゲームに移ってくるんだ、と。


いやいや、ちょっと待てよと、それは違うんじゃ無いの?

そもそも敷居からして違うでしょ。



テレビゲームは1人で遊ぶ事を前提にしているが、ボードゲームは少なくとも2〜4人集めなくてはいけない。

遊ぶ内容も、テレビゲームは反射神経や技術を競うものだが、一方ボードゲームは判断力や交渉力などである。

こんなにも遊び方が違うのにライバルなわけ無い。

もう全くベクトルが違うんですよ。



だから、決してテレビゲーム対ボードゲームの構図になってはいけない。



テレビゲームするよりボードゲームのほうが面白いよ、なんて口説き文句は間違いだ。




ボードゲームをするという事はルールの体験である。

全員がルールを理解するところからゲームは始まる。

そのルールによって自分は何を考えるか、相手はどんな事を考えるか。

自分が何を考えているかを示して、相手がどんなことを考えるかを考える。

これはまるっきり誰かとしゃべる時そのものなんじゃないだろうか。

しゃべるといっても共感を得るための会話ではなく

勝ち負けの存在する会話である。


つまりは口論だ。



たとえば死刑制度をどうおもうか、のようなものから、誰のせいで問題が起きたのかなど。



ボードゲームとは口論の要素を見える形にした物だったりするのではないだろうか。

自分のしたことが、いかに論理的か、いかに正しいかを得点によって示すことが簡単にできるのである。

それならブラフや交渉がボードゲームの自然な要素であることもうなずける。

相手との絡みが必要なのもそうだ。



テレビゲームで負けたときの気持ちはスポーツで汗を流したときに似ている。

お互いそれなりに気持ちがいい。

テレビゲームはとてもスポーツ的だ。
RPGはマラソンなのかな。




がしかし、ボードゲームで負けたときの気持ちはスポーツとはワケが違う。

頭につっかかる、納得できないようなモヤモヤ感。あーなんか悔しい。

これは言葉で言い負かされた時の気持ちに似ている。



だから、口説き文句はこうなる。



「俺の考えに文句があるならボードゲームしようぜ」




インテリがボードゲームを好むのも

テレビゲームは女の子もするのに
なんでボードゲームはあんまりしないのかも


こういう理由なら納得できる。




逆に、ボードゲーム好きな奴は口論が好きだと言えるかもしれない。

もし口げんかしたければ、ボードゲーム好きにふっかけるといいのかも。


(あっさー)

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