ボードゲームをボードゲームと呼んではいけない。ならなんと呼べばいいのだ。
日本でゲームといえばテレビゲームを指すと思う。
「俺んちでゲームしようぜ」って言う場合はだいたいウイニングイレブンとかなわけだ。
いざ家に行くとカタンが準備してあるというのはとても不自然だよね。(一般的にです、僕は違いますよ)
だからもうゲームという言葉はテレビゲームにあげてしまっていいと思う。
日本においてはゲームという言葉はなんとなく意味のない遊び、時間を浪費する物みたいな印象があるし。
お母さんだってこう言う
「もう、ゲームばっかりして」
これはゲームの持つ意味を十分に含まず、日本語として使っている弊害だ。
英語のgameは競技とか娯楽とか駆け引きとかいろいろな意味があり、テレビゲーム的な遊びだけじゃない。
もしアメリカのママだったら、言葉巧みに自分の進学の費用を引き出そうとする息子に対してこう言うかもしれない。
「もう、ゲームばっかりして」
こんな事になるかもしれない。(英語が得意ではないのでよくわからないけど)
だからアメリカでのボードゲームと日本でのボードゲームでは言葉によってうける印象が違うのは仕方ない事だ。
しかし、それによってボードゲームが今の状態に甘んじる結果になっているならすぐさまボードゲームという名前を変えるべきだ。
ドイツ語のSpielだってgameに近い言葉である。
なぜ日本はボードゲームを輸入するときに安易に英語そのままにしてしまったのだろうか。
アメリカドイツに習うならばボードゲームと呼ぶのをやめてもいんじゃないだろうか、
日本式にボードゲームを呼ぶのは日本語でなければいけない、意味にあった日本語の言葉を使用するべきだ。
その方が老人だって気兼ねなくボードゲームを出来るだろう。
トールキンだって翻訳の際には地名や人物名はその国の言語を使って訳すようにと言っていた。
そのほうが自然だ。
映画だって「ローマの休日」とか「アパートの鍵貸します」とかのほうが自然でいい。
「キャッチミーイフユーキャン」ではなく「できるもんなら捕まえてみろ」とか意訳して「鬼さんこちら手の鳴る方へ」のほうが・・・
うん。いいはず。いいよね。いいような気がしないでもないよね。
まぁ、いいや、いいですか、みなさん。
これからのボードゲームの呼び方はこうなりますよ。
「卓上遊び」
よくボードゲームする人は卓上遊び人となるワケだ。
卓上遊び人、何となく江戸で色恋してそうな感じになった。
というか、予想した通りだったでしょ。
(あっさー)