魁!ピットと「トゥトゥトゥ!」
いきなり紹介するのはこれ、ピットである。
これ、ピットね。8人まで遊べるんで、大人数ならコレをしたらいい。
ただ、お邪魔者を持っているならそっちをやるべきである。
でもとにかく一度はピットをやってみるべきだ。
テーマは商品先物取引のゲーム。
ここにある、ガス、カカオ(もうチョコだけど)金、銀、プラチナ、石油、米、牛、これら商品はどれもこれも価格変動が激しい。そして大量に必要だ。
だから将来の価格変動によって損しないように先に取引する。それが先物取引である。
が、しかし、このゲームのシステムは先物取引なんかじゃない。
やることは簡単である。手札9枚もしくは10枚を交換して9枚くらいある同一の種類を誰よりも早くそろえてベルをならすのである。そろった点数が得点だ。先に500点という若干多めな得点を取ると勝利となる。
オールマイティーカード的な役割のブルカードと、最後に持っていると減点のベアカードも入っている。
このゲーム、恐ろしいことにターンとかそう言うのは存在しない。
同時進行で進んでいく。
というか、もう好き勝手に。
4枚まで交換できるので、交換したい枚数を叫ぶ。
同じ枚数でなければ、交換できない。
つまりは
「いちいちいち!いち!」
「2!2!さん!さん!」
「4枚!4枚!4枚!」
「3!3!3!3!」
「1枚!だれか!1枚!」
「に!に!に!に!」
「2枚!2枚!」
「に!」
交換成立である。
ルールもへったくれも無い。
そんなかんじでそろったら
「チーン」
とベルをならすのである。
が、しかし、僕はケチなので、ベルの入っているピットを買わず廉価版を買った。あ、上の写真ね。
(これがベルのついている高級版である。最近パッケージが新しくなったらしい。牛を取引するそうで、ますます先物取引してない。このピット、コロコロデザインがかわる、あほづらの牛)
だからベルはついていないのだ。
どうするか
これぞ、漢(おとこ)のゲームだ。
ベルと違ってもう、思いっきりできる。
テーブルに穴を開けるくらい、力一杯叩くべしッ!(まさに漢)
これなら一番速かったヤツが、二番目のヤツに手の甲が腫れ上がるくらい叩かれているはずなので、わかりやすい。
とにかくもう、声を張り上げたらいいのである。声のでかいヤツの勝ちだ。
強引なヤツが勝つ。力でゴリ押しゲームだ。ワハハハ。愉快!
ボードゲームサークルでも、コレばっかやってるなら体育会系と名乗ってもいいことにする。
これから、就活で面接に行くキミは直ぐこれに取りかかろう!
そしてむやみに多い500点という勝利条件のせいで、終わるころにはグッタリだ。
周りにもさぞかなり迷惑だったことだろう。
そんなことはボードゲームで楽しんでいる人間に知るよしもないし、知ったことかッ!(まさに漢)
終わったあとのカードも無残なものである。が、知ったことかッ!(もう少し丁寧に・・・)
とまぁ、こんな感じで、コレばっかりは動画を見ればすぐわかる。
百聞は一見にしかず、一目瞭然である。
こんなくだらない文章を読む必要はまったく無かったというワケだ。
ね。だから終わる。バイバイ。
実はこれ経済用語だ。ブルは強気、つまり買いであり、ベアは弱気、売りである。
だから何?といわれれば、ひけらかしというヤツである。
(あっさー)