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海賊組合と新規雇用

僕はワンピースが好きだ。といっても女装趣味があるわけではなく、マンガのほうのワンピースである。
海賊の冒険を描いたこのマンガ、おそらく日本で一番読まれている(進行形で)マンガだと思う。
僕らはドンピシャのワンピース世代である。ワンピース大好きのワンピース男子だ。

毎週のように海賊の話を読んでいる僕たちにとって日常に海賊があることはごくごく普通である。

海賊があたりまえなので、気がついたらこれで遊んでいたりする。
海賊組合である。


ま、そんなにやるわけじゃ無いけどね。



これ、開けると早速カッコイイ。

甲板のようだけど、金銀財宝が詰まっている様子はへへ、たんまりはいった宝箱みてェだぜ。

このゲームは酒場かなんかで船を襲う為のメンバーを集めて海賊組合を作って船を襲うゲームである。
ポイントはリーダーである。どんどんと上にコマを重ねる、一番上がリーダーである。
これがその海賊だ。どいつもこいつもビジネスライクな顔をしているように心なしか感じる。

履歴書の顔写真みたいな感じ。笑顔がまぶしい。
海賊もソマリアらへんに行けば立派なビジネスだ。
「アットホームで笑顔の絶えない職場です」

一番年配のおっさんではなく、もっとも下っ端っぽいやつがオウムを肩にとめている。

こいつ将来大物になるぞ。



船を襲うと、まずリーダーが戦利品と戦利金をもらい、協力した乗り組み員に分け前を払っていく。
ベテランクルーばかりの組合は非常にめんどくさい。同じ働きしかしないのに賃金ばかり高い。
もっと若手ばかりの組合が理想的である。
企業が利益を生むためにはもっと新卒を採用すべきである。
?はいわばフリーランスである。安かったり高かったり、船によってまちまちである。
詳しい説明は、割愛する。ほかで読んでみてください。


よく考えて襲わないと自腹で分け前を払う羽目になる。
どんどんと海賊組合が肥大化していくとチキンレースだ、袋小路である。
誰が攻めるんだ。俺がおいしい思いをしたい。吸収合併などなど。膠着状態のまま酒場でどんどんとグループが膨らんでいく。
赤字覚悟で飛び込むと意外に黒字だったりする。戦略があって無いようなものだ。
だらだら何も考えずにやるゲームなのかもしれない。海賊だしね。


襲う船はいろいろあるが5種類に分類される。

コグからガレオンまで様々である。
ぜひとも大物を狙いたい所だ。



このゲームでもっとも得するのは副リーダーである。
分け前に戦利品まで貰えるからだ。
ここにいつも潜り込ませている人が勝ちやすいのではないだろうか。
新撰組も土方のおかげで成り立っていた、本当に優秀なのはどの組織でも2番手なのである。

それがわかっただけでもこのゲームはすばらしい。






コマの色は全部で5色なのだが、オマケで好きな色にできるシールがついてる。
こういうのはすばらしい。


でも黒人のおっさんの白タンクトップだけ妙に自然なのは不思議だ。




(あっさー)

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